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  • 詩 安彦志津枝 写真 成瀬功: 『妖精たちの通り道』
    光と影の交錯するパリの街路、若い写真家と稀有の詩人の魂のコラボレーション! 定価(本体2500円+税) _web

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  • 今道友信著: 『チェロを奏く象』
    稀代の哲学者が、今はじめて世に問う、詩篇77の衝撃!!
    定価(本体2500円+税)
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  • 重本恵津子著: 『夏の最後の薔薇』
    「毎日新聞書評掲載ロングセラーの予感!」
    2004年2月4日発売
    定価 2000円 (税込)

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  • 林容子著: 『進化するアートマネージメント』
    「話題騒然!5刷発売中!」
    2008年9月5刷発売
    定価 2500円 (税込)

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火を熾す

昨年10月に発刊されて以来読みたいと思っていたジャック・ロンドンの短編集『火を熾す』(柴田元幸訳)をやっと読むことが出来た。ジャック・ロンドンは20代のころ大好きな作家だった。彼の伝記『馬に乗った水夫』を随分たくさんの友人に貸してあげたが、3冊ぐらい手元にあったのがいつのまにかなくなってしまっていた。
それから、約30年近くジャック・ロンドンの著作を紐解く機会はなかった。
本当に、久しぶりに彼の世界に触れた。柴田氏の卓越した翻訳のせいもあるが、素晴らしかった。
ひたひたと、そして凍える闇のなかにジャック・ロンドンの彫刻した男たちの存在が、周囲を動き回る動物たちの呼吸と同次元のものとして伝わってきた。そのような生き物たちが徘徊する地球という大地の不動の側面、そしてあがき、ざわざわと動き回る人、この対比を描く作者の変らぬ距離感。ああ、そしてふと思う、これはいつの時代のことであったのかと・・・・・・。

       6月5日
    

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