My Photo

arc back



My Online Status

arc book

  • 詩 安彦志津枝 写真 成瀬功: 『妖精たちの通り道』
    光と影の交錯するパリの街路、若い写真家と稀有の詩人の魂のコラボレーション! 定価(本体2500円+税) _web

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  • 今道友信著: 『チェロを奏く象』
    稀代の哲学者が、今はじめて世に問う、詩篇77の衝撃!!
    定価(本体2500円+税)
    _web_2

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  • 重本恵津子著: 『夏の最後の薔薇』
    「毎日新聞書評掲載ロングセラーの予感!」
    2004年2月4日発売
    定価 2000円 (税込)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  • 林容子著: 『進化するアートマネージメント』
    「話題騒然!5刷発売中!」
    2008年9月5刷発売
    定価 2500円 (税込)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

« パラダイムシフト | Main | エリアーデ »

おひな祭り

本日は、3月3日「おひな祭り」である。関東地方の天気予報はおおむね曇り後雪。「おひな祭り」にちなんだわけではないが、今日は都心にでかけ、女3人の会食を予定している。

最近このページに猫の情報がないという声を聞くので、少し記すことにする。日曜日のETV特集(NHK3チャンネル)で、多摩川の河川敷で暮すホームレスの人たちと、飼っている猫や犬のドキュメンタリーを放映していた。彼等が世話をしている犬や猫はほとんどが誰かに多摩川まで運ばれ捨てられたのだ。なかで、一人で14匹の猫と一頭の犬の世話をしているKさんという人のドキュメントが胸にこたえた。多摩川のホームレスのおじさんたちは、近隣の町で空き缶などを集め、それを換金して犬猫の餌や自分たちの日々の糧をまかなっている。Kさんの場合、明らかに自分の食い扶持を稼ぐというより、犬猫の食い扶持を稼ぐために空き缶を集めている。しかも、このところの金融危機で空き缶の買取価格も急激に下落しているという。

Kさんの世話している犬が、Kさんの小屋のなかでうずくまっている猫の耳の後ろをしきりに舐めている映像があった。その猫は、耳の後ろがただれて出血していた。その映像を見ていて、タルコフスキーの「ノスタルジア」を観た時のなんともいえない胸苦しい気持が甦ってきた。あの映画でも、弱い動物ばかりが優しく賢かった。

この状況をどのようにしたら変えることができるのか。タルコフスキーは映画のなかで、自殺する前の、副主人公ドミニクに、「俺は家族と自分の幸せばかりを考えてきたからいけなかったんだ」と言わせている。

「おひな祭り」、現在のところ出口なしのこのホームレスのおじさんたちと世話をしている犬や猫に、せめてもの気持を届けたい。

2009年3月3日

« パラダイムシフト | Main | エリアーデ »

Comments

Post a comment

(Not displayed with comment.)

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/60887/44230301

Listed below are links to weblogs that reference おひな祭り:

« パラダイムシフト | Main | エリアーデ »