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得心

社会には、いろいろな変化があり、様々な表明が満ち溢れている。
しかし、これは単なるパフォーマンスだなと感じる場合が多い。例えば先頃ドイツに見習って、一般家庭の太陽光発電の買い取り価格をこれまでの倍にすると発表した東京電力、新聞記事を詳しく見るとその買取費用は、コスト増加分として一般家庭の電気料金に上乗せされるという。全く信じられないことを平気で行う。こういうパフォーマンスがまかり通ってしまうのが、日本の現状である。
世界中で人々は、変化を求めている。もちろんそうでない人々もいる。上記の東電関係者は、変化を嫌がっているのが小さな新聞記事からも分かる。例えばそれが革新的な変化でなく、原子力発電所を倍にふやし、一般家庭の自然エネルギーによる自家発電を認めず、電力はすべて東電などの管理下におくということであれば、大賛成するだろう。

だから、明らかに人々が「変る必要がある」「変らなければ」と感じても、社会全体は政治もふくめて急激には変らない。まして、日本は議会制民主主義の国である。代議士や地方自治体の議員は選べるが、首相(大統領)は直接選ぶことが出来ない。アメリカのように一人の大統領が登場して、まわりの行政官まで総交代というわけにはいかない。

ならば、どのような方法で私たちは変化を起すことができるのか。

ひとつ、経験から言える確実な方法がある。

先ず、「自分が変る」のである。それも表面的に変るのではない。いろいろなことを自分で考え「得心する瞬間」がある。「そのとき私たちは変る」。そして、その小さな変化が大変なエネルギーを持っているのだ。

そして、それからのことは、またその時点で、自分で得心するまで考える。

そのようにして起ってくる「変化」もあるということを記しておこう。

 2009年2月26日

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